摂末社等
摂末社
摂社
- 須賀神社 素佐之男命(すさのおのみこと)をお祀りしています。須賀という言葉は、神話の中で素佐之男命が出雲国須賀に辿り着いた際、「この地に来て私の心は清々しい」と仰ったことに由来します。昭和四十五年改修。
- 出雲社 大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祀りしています。古くから出雲大社の遙拝所がありましたが、当社創建二千百年祭を斎行するにあたり、平成十七年に新しく建てられました。
末社
- 六社神社「六社さんともいいます」
田畑神社 ご祭神 大歳神(おおとせしん)
尾上神社 ご祭神 倭姫命(やまとひめのみこと)
構八幡神社 ご祭神 応神天皇(おうじんてんのう)
宇奈多理神社 ご祭神 高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
立川原神社 ご祭神 手力雄命(たじからおのみこと)
つとの御前神社 ご祭神 市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
- 稲荷社 丸山稲荷と称し、伏見大社の奥社の丸山稲荷を勧請したものと思われます。当社所有の古図(貞享三年)にも記載があります。
- 天満宮(銅葺) 菅原道真公をお祀りしています。鎮座年代は不明ですが、当社所有の古図にもその存在が記載されています。
- 石神(大海神) 境内の池に鎮座する神で、明治の中頃まで早魃の際、荒縄でしばり担いで耳原井手に行き、そこで水づけにしました。そして、雨が降れば水から揚げて元の場所へ戻し、人々は礼拝して喜びあったといわれています。
- 道祖神(さえのかみ) 石標が立っています。以前は歯神として崇敬され、昭和の中頃までは石造の冠姿の神像が祀られていました。鎌倉時代のものといわれており、現在は別所にて厳重に保管しております。
遙拝所
当社は出雲大社、太神宮(伊勢神宮)、住吉大社、神武天皇(橿原神宮)、歴代天皇・今上天皇の遙拝所を有しています。これだけ多くの遙拝所があることからも、新屋坐天照御魂神社が嶋下郡の総社であったことが窺われます。
- 出雲大社拝所
- 太神宮拝所
- 住吉大社拝所
- 神武天皇拝所
- 歴代天皇・今上天皇拝所